
「キャンプを始めてみたいけれど、何から手をつければいいのか分からない」。
そんな声を、最近とてもよく聞きます。
SNSでおしゃれなキャンプ風景を眺めては、いざ自分で始めようとすると道具選びや場所選びで迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
この記事では、キャンプ未経験の方でも安心してデビューできるよう、準備から当日の流れまでを分かりやすく整理してお伝えします。
読み終わる頃には、次の週末に何をすればいいかがはっきり見えているはずです。
キャンプ初心者の始め方で大切なのは、いきなり道具を買い込まないことです。
まずはキャンプ全体の流れや種類を知り、自分に合ったスタイルを見つけるところからスタートしましょう。
ひとくちにキャンプと言っても、実はいろいろなスタイルがあります。
泊まるか日帰りか、誰と行くかによって、必要な道具も楽しみ方も変わってきます。
最初の1回は、デイキャンプかオートキャンプから始めるのがおすすめです。
なぜなら、設備が整っていて、万が一困ってもすぐに車で帰れる安心感があるからです。
気になる費用ですが、道具を一式そろえる場合、2〜5万円が目安。
キャンプ場の利用料は1区画あたり3,000〜6,000円程度が相場です(日本オートキャンプ協会の統計を参照)。
いきなり高級ブランドに手を出さず、まずは中価格帯で一通りそろえるのが失敗しないコツです。

キャンプデビューで悩むのが、やはり道具選び。
ここでは「これだけあれば始められる」という最低限のラインナップを紹介します。
特にテントは、設営のしやすさで当日の気分が大きく変わります。
店頭で試し張りできるお店を選ぶと、さらに失敗しにくくなりますよ。
焚き火台やツーバーナー、タープなどは、2回目以降で少しずつ買い足していくのがおすすめ。
一度にすべて揃えようとすると、使わないまま眠ってしまう道具が必ず出てきます。
つまり、「足りないと感じてから買う」くらいがちょうどいいのです。
「いきなり買うのは不安」という方には、道具一式をレンタルできるキャンプ場を強くおすすめします。
手ぶらプランなら、5,000〜15,000円ほどで本格的な体験ができます。
まずは借りて試してから、自分に必要な道具を見極めると無駄がありません。

道具と同じくらい重要なのが、最初のキャンプ場選び。
ここで失敗すると、「もうキャンプは懲りた」となってしまいがちです。
特に管理人の有無は大切です。
テント設営で困ったとき、困りごとが起きたときに聞ける人がいるだけで、安心感がまったく違います。
人気のキャンプ場は、春〜秋の週末だと2〜3ヶ月前には予約が埋まります。
行きたい日が決まったら、早めに予約サイトをチェックしましょう。
「なっぷ」などの予約サイトを使うと、口コミも一緒に確認できて便利です。

当日バタバタしないために、事前に流れをイメージしておくことが大切です。
1泊2日のオートキャンプを例に、基本のスケジュールを見てみましょう。
最初の設営は想像以上に時間がかかるもの。
そのため、暗くなる2時間前にはチェックインできるよう計画を立てましょう。

キャンプは自由な遊びですが、自然と他の利用者への配慮は欠かせません。
知らずにマナー違反をして、気まずい思いをしないようにしましょう。
クワイエットタイム(多くは22時〜翌7時)は静かに過ごす。
ゴミは指定の方法で処分するか、持ち帰る。
他のサイトを横切らない。
この3つを押さえておけば、まず大きなトラブルにはなりません。
コロン編集部のスタッフも、数年前に初めてのファミリーキャンプに挑戦しました。
張り切って高規格キャンプ場を予約し、道具はすべてレンタル。
結果、これが大正解でした。
実際やってみて一番驚いたのは、テント設営に1時間以上かかったこと。
YouTubeで予習していたのに、いざ本物のペグを打つと手順を忘れてしまうんですよね。
それでも管理人さんが見かねて手伝ってくれ、無事に完成したときの達成感は忘れられません。
夜、焚き火を囲みながら子どもと話した時間、朝のコーヒーの香り、鳥の声で目覚めた静けさ。
どれも家では味わえない体験でした。
一方で、夜の冷え込みは想像以上。
5月だったのに毛布1枚では足りず、車の中で寝直すことに…。
「次は絶対にちゃんとした寝袋を買おう」と心に決めた夜でした。
この経験から学んだのは、最初は完璧を目指さなくていいということ。
失敗も含めて、全部が思い出になります。
キャンプ初心者の始め方のポイントを振り返ってみましょう。
キャンプは、準備の段階からもう旅が始まっています。
最初は不安もあるかもしれませんが、一度体験すれば自然の中で過ごす時間の心地よさに、きっとハマってしまうはず。
まずは近くのキャンプ場を調べるところから、第一歩を踏み出してみてくださいね。